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11日の函館5R2歳新馬(芝1800メートル)は、三浦皇成騎手騎乗の2番人気プライマリーコード(牝、栗東・佐々木晶三厩舎)が直線で抜け出して快勝。乃木坂46の白石麻衣が命名した1番人気馬キミノナハセンターは、3着だった。タイムは1分55秒2(良)。
スタート直後はロードガンブラック、パイエット、アキノムーンが横に広がってややバラつく形になったが、最終的にはパイエットが先手を取る。アクアマリンブレスとプライマリーコードが4番手を併走。キミノナハセンターは、後方2番手を追走した。この距離の新馬戦らしく超スローとなったが、3コーナー過ぎでキミノナハセンターに早くもムチが入り、やや場内がざわつく。4コーナーを回ると、手応え良く進出してきたプライマリーコードが反応良く抜け出して先頭へ。そのまま力強いフットワークで駆け抜け、鮮やかに新馬勝ちを決めた。1馬身1/4差の2着争いはきわどい写真判定に持ち込まれたが、わずかにハナ差3番人気のアクアマリンブレスが先着。キミノナハセンターのデビュー戦は、3着という結果に終わった。
プライマリーコードは、父クロフネ、母インディスユニゾン、母の父サンデーサイレンスという血統。おばに桜花賞、エリザベス女王杯で2着だったフサイチエアデール、従兄弟に最優秀2歳牡馬フサイチリシャールがいる。
三浦騎手は「けいこに乗って感触はつかんでいたし、実戦にいっても折り合い良く運べて、上手に競馬をしてくれました。直線でフワフワしていたところはありましたが、それだけ余裕のある証拠だし、これからの成長が楽しみですね」とセンスあふれる内容に今後への手応えを感じている様子だった。
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