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クラシックの試金石となる1戦で、タマモベストプレイがさらに距離を1F延ばしてきた。デビューから7Fを連勝して、マイルのシンザン記念が3着。兄姉の活躍からも血統は明らかに短距離向きだが、「1800メートルのレースぶりで今後が決まると思う」と、南井調教師は距離克服を期待している。
栗東坂路で単走。テンはゆったりしていたが、2F目からは13秒1→12秒1と、軽快な身のこなしでペースアップ。ラスト1Fも鞍上の気合づけに応え、歯切れのいい脚さばきで12秒3で駆け上がった。馬体は引き締まっている。
「キビキビとしていい動き。前走より感触はいい。前走は内が伸びる馬場を考慮して仕掛け気味に行ったが、今回はBコースなので、1、2戦目のように馬任せで行く」と騎乗した和田騎手。
トレーナーも「動き、時計とも十分。活気があり雰囲気もいい。前走は朝日杯FSを除外になって間隔が空いたうえ、スタートがあまり良くなかった。仕掛けて好位を取りに行った分、ラストがダラダラした感じになった」と、スムーズなら巻き返せる手応えだ。(夕刊フジ)
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