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9日の中山5Rメイクデビュー中山(芝1600メートル)は、武士沢友治騎手騎乗の5番人気スマートルピナス(牝、父ハーツクライ、母シクレノンソシエテ、母の父Law Society、美浦・小桧山悟)が好位追走からゴール前強襲し快勝した。タイムは1分37秒2(良)。
クビ差の2着に2番人気サクラプリムローズ、さらにアタマ差の3着には3番人気レッドヴィーヴォが入った。1番人気のアルヴェロンは外から伸び切れず4着に終わった。
レースはサクラプリムローズが先手を奪い、前半1000メートル62秒8とスローペースでレースを引っ張る展開。道中、スマートルピナスは好位のインをじっくりと進んだ。3~4コーナーで先頭を行くサクラプリムローズに先行勢が迫り直線へ。
サクラプリムローズが突き放し押し切り態勢に入ったが、スマートルピナスがためていた末脚を発揮。一気に強襲するとゴール直前で捕らえ初陣を飾った。スマートルピナスは近親に97年のAJCC2着などのシグナスヒーローがいる血統。
続く中山6Rメイクデビュー(ダ1800メートル)は、丸山元気騎手騎乗の8番人気ポルスターシャイン(牡、父チチカステナンゴ、母ヤサカシーズン、母の父コマンダーインチーフ、美浦・根本康広)が2番手追走から直線堂々抜け出すと、迫るベリートゥベリーを3/4馬身完封し、ゴールを駆け抜けた。タイムは1分58秒1(良)。
2着から離されること8馬身差の3着には1番人気バルバドスブルーが入った。
ポルスターシャインは一族に02年の日本ダービーを制したタニノギムレットがいる血統。