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有馬記念10着以来のルージュバックはいつもの6Fではなく、珍しく4Fから負荷をかけられた。美浦Wコースで先行した2頭を追走。完歩の違いで4角手前で早くも射程圏内に入れ、いつものような弾けっぷりで中ダノンオパールを4馬身、外ルーナディアを2馬身シャットアウトした。
馬なりでも動きの質はハイクオリティー。気になるのは調教パターンを変更した理由だが、「若干、体が増えている傾向があるので少し絞る感じの調整。走らせる距離を短くして密度の濃い追い切りをした」と大竹調教師。「昨春に比べカイ食いが良くなり体がしっかりしてきた」なら、ポジティブにとらえていい。
「2000メートル以上がいいと思っていたが、今はどちらかと言えば短いほうかと。今後マイル路線に行くかどうか、ここである程度見通しがつく」。天才少女にとってまさに分水嶺の一戦。突き抜けてマイル界へ-が陣営の理想だろう。(夕刊フジ)
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