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第59回クイーンステークス(14日、札幌11R、GIII、3歳上オープン、芝1800メートル、1着賞金3800万円=出走14頭)池添謙一騎手騎乗の1番人気アヴェンチュラ(牝3歳、栗東・角居勝彦厩舎)が人気に応えて勝利した。勝ちタイムは1分46秒6(良)。2着は10番人気コスモネモシン。3着は3番人気のアニメイトバイオ。
レースはカウアイレーンがペースを作る展開。ブライティアパルス、アプリコットフィズ、レディアルバローザらの後をアヴェンチュラが追走。馬群一団となったままコーナーを回ると直線は激しい追い比べ。先に抜け出したアヴェンチュラが後方から追撃してきたコスモネモシンをクビ差で制した。
同馬は昨年の阪神JFで4着に健闘するもレース後に右前第3手根骨の骨折が判明し、春のクラシック戦線から離脱した。今回の勝利はこれからの活躍を期待させるものとなった。
勝ったアヴェンチュラは父ジャングルポケット、母アドマイヤサンデー、母の父サンデーサイレンスという血統。通算成績は5戦3勝。重賞は初制覇。