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11日に行われた阪神5Rメイクデビュー阪神(芝1600メートル)は、安藤勝己騎手騎乗のディープインパクト産駒マルセリーナ(牝2歳、栗東・松田博資厩舎)が直線で鋭い末脚を発揮。前を行くアイアムアクトレスをきっちり捕らえた。勝ちタイムは1分36秒8(良)。
マルセリーナは父ディープインパクト、母マルバイユ、母の父Marjuという血統。母マルバイユはGIアスタルテ賞など仏伊で11勝を挙げた活躍馬。
なお、この勝利でディープ産駒は10月2日から11週連続でメイクデビュー勝ちを記録。ディープはJRA2歳リーディングサイヤー部門のトップを独走しており、すでに父サンデーサイレンスの初年度(94年)の勝利数を上回る36勝を挙げている。
また同日、中山では4R、5Rにメイクデビューが行われ、中山4R(ダ1200メートル)は、内田博幸騎手騎乗のトーセンエトワール(牝2歳、美浦・鈴木康弘厩舎)が先行押し切りで断然人気に応えた。父Street Cry、母グリーンレディ、母の父Green Desertという血統。
中山5R(芝1600メートル)は、柴山雄一騎手騎乗のベリアル(牡2歳、美浦・斎藤誠厩舎)が、アサクサドラゴンの追撃をハナ差振り切って快勝。ベリアルは父タニノギムレット、母アルテシア、母の父サンデーサイレンスという血統。
小倉でも4Rにメイクデビュー小倉(芝2000メートル)が行われ、丸山元気騎手騎乗のロッカヴェラーノ(牡2歳、栗東・中村均厩舎)が2分2秒8(良)のレコードタイムで勝ち上がった。父マンハッタンカフェ、母ルンバロッカ、母の父Sri Pekanという血統。