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*過去10年が対象
◆OP実績必須 連対20頭中19頭に重賞かオープン特別で連対歴があり、20頭中18頭に重賞で3着以内の実績があった。波乱傾向だが、オープン実績は不可欠だ。
◆洋芝巧者に注 エリモハリアーが2005年から3連覇するなど、洋芝適性は重要。勝ち馬10頭を含む、連対19頭に函館か札幌の芝に出走した経験があり、そのうち14頭にV歴。残る5頭にも5着以内歴があった。函館、札幌未経験の馬は割り引く必要がある一方で、洋芝巧者は高齢や近走が不振でも要警戒。
◆巴賞組中心 全20頭の前走が重賞かオープン特別。なかでも前走が巴賞だった馬は4度のワンツーを含む11連対で、10年中7年で連対している。巴賞での着順に関しては11頭中9頭が6着以内で、あまり負けているようだと厳しい。巴賞組以外で優勝した5頭は全て前走が5着以内だった。
◆トップハンデ苦戦 トップハンデは【1・0・0・9】。また、53キロ以下も【0・3・1・27】と苦戦傾向。連対12頭が該当する54~56キロが狙い目だ。
◇結論◇
トップはエアソミュール。最重要ステップである巴賞の1着馬で、オープン特別2勝と実績も評価できる。同じく巴賞組のサンディエゴシチーは函館、札幌芝でGIII札幌2歳S勝ちを含む【3・0・1・1】が魅力だ。トウカイパラダイスは函館で昨年の巴賞を制覇。重賞でも2着1回、3着2回の実績があり、十分に争覇圏内。レインボーダリアは函館、札幌芝【4・2・3・2】の洋芝巧者。牝馬の55・5キロで、実質的にトップハンデだが、侮れない。 (データ室)
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