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8月21日の小倉11Rで行われた第51回北九州記念(3歳以上オープン、GIII、芝1200メートル、13頭立て、1着賞金=3900万円)は、藤岡康太騎手騎乗の8番人気バクシンテイオー(牡7歳、美浦・堀宣行厩舎)が制し、重賞初制覇を果たした。タイムは1分8秒5(良)。
レースはラヴァーズポイントとジャストドゥイングが引っ張り、連覇がかかっていたベルカント(1番人気)は3番手。バクシンテイオーは最後方から3~4コーナーにかけて徐々に進出した。ベルカントは直線で抜け出したが、バクシンテイオーが外から一気に末脚を伸ばし、1馬身差をつけて差し切った。3着は、さらに1馬身差離れてオウノミチ(3番人気)が入った。
バクシンテイオーは、父サクラバクシンオー、母アウトオブザウィム、母の父サンデーサイレンスという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、林正道氏の所有馬。通算成績は25戦6勝。北九州記念は、堀宣行調教師、藤岡康太騎手ともに初勝利。
◆藤岡康太騎手「(初コンビで)しまいにいい脚を使うというイメージがありました。スタートも出てくれましたが、リズムを大切にして、脚をためられるだけためました。(ベルカントを)なんとか捕まえてほしいと思っていましたし、気持ちが良かったです」
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