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第25回根岸S(30日、東京11R、GIII、4歳以上オープン、別定、国際、指定、ダ1400メートル、1着賞金3800万円)幸英明騎手騎乗の2番人気セイクリムズン(牡5歳、栗東・服部利之厩舎)が快勝。前走のカペラSに続き重賞連勝を飾った。勝ちタイムは1分23秒0(良)。
1馬身1/4差の2着には3番人気ダノンカモン、3馬身差の3着には10番人気ダイショウジェットが入った。1番人気に支持されたケイアイガーベラは道中、軽快な逃げを見せたが直線では失速し、8着に終わった。
道中は好位で競馬を進めたセイクリムズン。直線ではダノンカモンとともに抜け出し、激しい叩き合いとなったが最後は1馬身1/4差で勝利をおさめた。
セイクリムズンを管理する服部調教師は、ダートで交流GI7勝を挙げたブルーコンコルドを育てた実績がある。また、ブルーコンコルドの主戦もセイクリムズン同様に幸騎手が務めていた。ダート重賞を知り尽くしている騎手・調教師とともに今後も成長を続けそうなセイクリムズン。今後の活躍に視線が注がれそうだ。
勝ったセイクリムズンは父エイシンサンディ、母スダリーフ、母の父サウスアトランティックという血統で通算成績23戦8勝。重賞は10年カペラS(GIII)に続き2勝目。騎乗した幸英明騎手、管理する服部利之調教師はともに根岸S初制覇。