＜函館競馬場＞

連覇を狙うハヤヤッコは昨年と同様、美浦で１週前追い切りを消化してから函館入り。１１日はダートでキャンターを行った。田村助手は「気持ちがノリノリでしたね。前走（新潟大賞典６着）は不良馬場で『うちの出番だ』と思っていましたが、ワンターンの競馬場で脚がたまらなかったです。洋芝のコーナー４つは合うので、前が引っ張る流れになれば」と期待する。

イクスプロージョンは障害練習を取り入れたことで前進気勢が増し、前走の新潟大賞典で３着と好走した。今回も障害練習を継続しており、田中助手は「人の指示に従うようになりました。以前とは全然違いますね」と効果を感じている。「時計のかかりそうな洋芝を狙ってここへ。今なら久々の右回りもこなしてくれそうです」と楽しみにする。

スカーフェイスは昨年の３着馬で舞台適性は◎。３月の大阪城Ｓで勝利するなど７歳でも衰えはなく、前走の鳴尾記念（８着）も０秒４差と大きくは負けていない。橋田助手は「栗東でしっかり追い切りを消化していますし、輸送後も順調。昨年と同じくらいの状態ですね。適性のあるコースでは走れていますし、道悪になってもこなしてくれる」と前向きだ。

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