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中央競馬では外国人騎手が、目下10週連続でGI勝利と勢いが止まらない! 今週の有馬記念にも6人の名手がスタンバイ。そこで今アツイ2人に注目したい。ミッキーロケットとコンビを組むオイシン・マーフィー(23)はこの1年で大ブレークを果たした英国の新星。豪州の名手ヒュー・ボウマン(38)も昨年のジャパンカップで優勝に導いたシュヴァルグランと再タッグを組み、大一番に挑む。
23歳の若さで、欧州の“顔”にまでスピード出世した英国の名手マーフィーが、いよいよ日本のGIに登場。今年6月の宝塚記念の優勝馬ミッキーロケットとのコンビで有馬記念に挑む。
「有馬記念は、日本で最も有名なレースのひとつ。自分がその場に立てるのは光栄です。ミッキーロケットもファン投票8位というのが素晴らしいし、すでにGIを勝っている馬ですから」
来日2週目でのビッグレース騎乗に、胸が高鳴る。パートナーのレースぶりは分析済み。「天皇賞・秋(5着)はゴチャつくところがあって消化不良に感じました。2200メートル以上でいい競馬をしている印象で、2500メートルで戦えるのはいい。天皇賞と変わらないメンバーなら、チャンスは十分」と手応えを感じ取っている。
マーフィー自身、この1年で急成長を遂げた。デビュー5年目の昨年10月、フランスのフォレ賞で待望のGI初制覇を飾ると、その後はせきを切ったように大レースを席巻。名コンビだったロアリングライオン(GI4勝)などで、あっという間にGI通算11勝を積み重ねた。世界の主要GI100レースのポイントで競い合う「ロンジンワールドベストジョッキー」では、L・デットーリ騎手に次ぐ2位にランクイン。“半端ない”ブレークぶりだ。
その実力を日本初騎乗の先週、中山競馬でも存分に発揮した。6番人気馬での初勝利を含めて15戦4勝(2着2回3着1回)の活躍。身元引き受けの国枝調教師も「適応力は高いし、トータルでいいジョッキー。馬任せじゃなく、積極的に競馬を自分で作りにいくよね。いきなり4勝して十分に顔を売ったんじゃないかな」とその卓越した手腕を認めた。
今年、欧州の話題を独占した英国の若きナイト。年末を飾るグランプリをミッキーロケットで制し、日本でも主役に躍り出る。
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5月26日(日) 05:30 | ||
ウマニティ ウマニティ編集部 | 108878 |