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22日の小倉10Rくすのき賞(3歳500万下、ダート1700メートル)は、古川吉洋騎手騎乗の3番人気ライドオンウインド(牡、栗東・木原一良厩舎)がゴール前で差し切り、2勝目を挙げた。タイムは1分43秒7(不良)。
フミノミニスターが積極的にハナを奪い、フロイデシューネルは2番手。さらにラブミーテンダーが続き、断然人気のジェルブドールも好位につける。脚抜きのいい不良馬場でフミノミニスターは速めのペースを刻むが、直線半ばでフロイデシューネルがこれをかわすと、さらにトップディーヴォが末脚を伸ばす。抜け出したトップディーヴォが押し切るかと思われたところに、その外から伸びてきたライドオンウインドが並びかけ、ゴール前できっちりかわしてV。昇級3戦目でオープン入りを果たした。1/2馬身差の2着が2番人気のトップディーヴォ。さらに2馬身1/2差の3着には4番人気のオールブラッシュが入っている。
ライドオンウインドは、父アグネスデジタル、母サンシャインバレイ、母の父サンデーサイレンスという血統。通算成績は7戦2勝となった。
古川騎手は「意図的に道中は我慢させて運びましたが、ペースも流れてくれて展開が向きましたね。完勝といえる内容でした」と会心の勝利に笑みを浮かべていた。
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