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サマーマイルシリーズ第2戦、関屋記念の追い切りが13日、東西トレセンで行われた。栗東ではマジェスティハーツが、CWコースでの3頭併せでシャープな伸びを披露して最先着。サンケイスポーツ調教評価で最高の『S』を獲得し、重賞初勝利に向けて態勢は万全だ。美浦では、巻き返しを狙うエクセラントカーヴとサトノギャラントが好ムードを漂わせた。
今度こそ決める。そんな陣営の思いが伝わる動きだった。重賞初勝利を狙うマジェスティハーツが、CWコースの3頭併せで鋭く伸びて最先着した。手綱を取った森騎手は納得の表情だ。
「早めに抜け出さずにゴール前でかわす形で、いつもより少しだけ手綱を放すのをゆっくりにしました。イメージ通りの調教でした。状態も前走よりよくなってます」
コンビを組んだ前走の中京記念(3着)と3走前の新潟大賞典(2着)は、ともに直線で一度は先頭に立ちながら差されて惜敗。その反省を糧に調教を工夫した。
メイショウゼロセン(500万下)、マルカファイン(1000万下)を追走。3コーナー過ぎから徐々に加速し、大外を回って直線に向いても、手綱はがっちり抑えたまま。残り1ハロンを切ってようやくパワーを放出するとグングンと伸び、あっという間に2頭をかわした。馬なりでラスト1ハロン12秒1(6ハロン84秒1)の好時計をマークし、攻め駆けする2頭に各1馬身先着。与えられた課題をクリアして、サンケイスポーツ調教評価で『S』をゲットした。
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