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ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はローズS・U指数予想をお届けします!
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昨年に続き、中京2000mを舞台に行われるローズS。近5年結果を紐解いていくと、それまで4年連続で「3位以内かつ3番人気以内の馬」が必ず馬券に絡む傾向が続いており、ここを1つの切り口に攻略できそうだったのだが、中京替わり初年度の結果はご存知の通り大波乱。まさにお手上げ状態となった。ただ、その理由の1つとして、昨年の出走馬平均U指数水準が挙げられる。20年から順に、出走馬平均U指数を並べていくと、88.2→89.7→89.7→89.6となっていて、僅かだが近年では全馬平均値として低く出ていた年だったのである。このあたりが下位の逆転を許した背景だったと考えられる。ちなみに、5年前(16年)は平均U指数88.4と低く、この年もやはりU指数11位で13番人気のクロコスミアによる連穴があいていた。今年は、その出走馬平均が89.4(特別登録段階)と高い部類の年。これであれば、中心は「3位以内かつ3番人気以内の馬」に託しておくべきだろう。
U指数1位の⑫アンドヴァラナウトが中心。指数トップに位置付けられている通り、前2走はいずれも指数的にみて、ここに入っても最上位のもの。台風に伴う雨の影響が見込まれるもののまだまだ開幕2週目の中京コースという点を考えても、好位から進められる強みは大きな武器になるだろう。母父ディープインパクトという部分も強調材料だ。
次点にはU指数3位⑭アールドヴィーヴルを。G1連続掲示板というように実力上位は疑いようのないところ。その一方で、終い甘くなって敗れているレースぶりは気になる部分だが、雨上がりの馬場で他馬の切れ味が削がれるのはプラスになりそうだ。
あとは、昨年場替わりしても「ディープ産駒のレース」を強く印象付けた結果を踏まえてU指数10位の⑰オヌール、そして浅キャリアでU指数4位の評価に好感の⑬コーディアルまでを押さえておく。
【U指数予想からの注目馬】
⑫アンドヴァラナウト ⑭アールドヴィーヴル ⑰オヌール ⑬コーディアル