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【ヴィクトリアマイル】本当は▲のプロヴィナージュを本命にしていたのですが、枠順がマスコミに知れた9時10分過ぎにブエナビスタと差し替えました。
先週の東京競馬を見てもお分かりの通り、(18)番という大外枠ははっきり言って不利です。それでも今年の当初から、小島茂調教師は「ヴィクトリアマイルを逆算して仕上げる」と言っておりました。強力な先行馬も不在で、渾身の仕上げだったのですが。まあ、転換の利、佐藤哲騎手の手腕に期待しての▲です。
本命のブエナビスタの実力はご存じの通り。府中ならマイル戦でも届きます。追い切りの動きも良さそうで、遠征疲れもないでしょう。京都記念で天皇賞馬ジャガーメイルを退けた後に、「まだ絶好調とは言えないんだ。隠し持っているモノがあるはず」と横山典騎手は語っておりました。ドバイで見せた姿が本物なのかも。圧倒的なパフォーマンスを期待したいですね。
対抗はレッドディザイア。マイル適性の差でブエナビスタにホンの少し劣り、枠順ではかなり不利です。でもこの馬は左利き。前走のドバイでの戦いは、「凄くイレ込んでいたし、最後は止めていましたよ」(現地で観戦した山本トラックマン談)で参考外です。ただし、今回もイレ込むかもしれませんので、パドックの気配には注意してください。
4番手はミクロコスモス。福永騎手が付きっきりでけいこをつけているところに不気味さを感じます。前走は僅差も危なげのない勝利。クラシック候補と言いながらリズムを崩していた馬ですが、ようやく復活してくれました。