フランス・パリロンシャン競馬場で９月１６日、日本での馬券発売が予定されている凱旋門賞（１０月７日、パリロンシャン競馬場、ＧＩ、３歳以上牡・牝、芝・右２４００メートル）の前哨戦のひとつ、第６３回フォワ賞（ＧＩＩ、４歳以上牡・牝、芝・右２４００メートル、１着賞金７万４１００ユーロ＝約９４８万円）＝６頭立て＝が行われた。日本から参戦した武豊騎手騎乗のクリンチャー（牡４歳、栗東・宮本博厩舎）は好スタートから押し出されるようにハナに。直線入り口まで先頭を進んだが、追われてから伸びを欠き、最下位に敗れた。

　◆武豊騎手（６着　クリンチャー）「休み明けで体も仕上げていなかったから、仕方ないかなと思います。次に向けてのレースをしたかったし、それはできたと思う。ロンシャンの馬場は気にしていなかった。もともと使って良くなるタイプの馬なので、次がんばりたいですね」

　優勝したのはＰ．ブドー騎手騎乗のヴァルトガイスト（牡４歳、フランス・Ａ．ファーブル厩舎、父ガリレオ）。勝ちタイムは２分２８秒７０（良）。

　ヴァルトガイストは通算成績１３戦６勝。ＧＩは２０１６年クリテリウムドサンクルー、２０１８年サンクルー大賞に次いで３勝目。



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