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9日の午前の天気予報では、関西圏の日曜は終日雨模様だったが、午後になって、降らずに済みそうまでに変わった。それを信じて(6)ワイルドラズベリーに期待だ。当初は関東馬、特に〔2〕枠2頭に注目していたが、関西までの長距離輸送が気になって仕方がなく、穴党の手前、人気薄の関西馬に目をつけた。
ラズベリーもかなりの素質を秘めていることは強調しておきたい。前走のチューリップ賞(3番人気で7着)は一息入った後で落ち着きがなかった。折り合いを欠いたのはそのため。切れ味勝負の馬には道悪(重馬場)もマイナスだった。この中間は落ち着きを取り戻し、実にいい感じに仕上がっている。追い切りの動きは際だって、その後の計量では前走時から4キロ増の450キロと馬体減りもなかった。ベッラレイア(07年オークス2着)、ゴールデンフェザント(91年ジャパンC)が一族にいる良血。巻き返しがあっていい。(水戸正晴)