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昨年の札幌記念に続くGII奪取へ、サクラアンプルールが順調な仕上がりをアピールした。
美浦Wコースでサンクトゥスレーンを2馬身追走し加速した。コースに入ったときはテンションの高さを見せたが、そこは歴戦の古馬。スムーズに折り合うと、直線は内から楽に抜け出し2馬身先着した。
「1週前にビシッと追ってあるので、馬なりで十分。未勝利馬相手だからよく見えるけど、いつものこの馬の動き。今は(調教を)やってもカイ食いが落ちないし、順調です」と、金成調教師は納得の表情。
「思いだしたくないけど競馬だから仕方ない」という有馬記念は直線で大きな不利を受けて16着と崩れたが、中山は昨年の中山記念2着などもともと抜群の相性を誇る。「体つきがしっかりと成長したから、馬体重も前走くらいで大丈夫。特段変わりなく順調にこれている」と、“いつもの”状態を強調していた。(夕刊フジ)
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