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ラビットランは芝2戦目のローズSを豪脚炸裂でモノにした。ダートのデビュー戦で2着を7馬身ちぎった内容から性能の高さは感じ取れていたが、芝での弾けっぷりは予想以上だった。
栗東坂路で馬なり。そんなに大柄なタイプではないが、ダイナミックなフォームで数字以上に大きく見せる。先週4日にCWコースで併せ馬を消化し、9日には坂路で4F52秒8をマークと、仕上げに抜かりはない。
「レース後のダメージもなくすぐに乗り込めたし、テンションも上がっていないので、調教でもコントロールが利く。以前は動けなかったCWコースでも動けるようになってきたし、力をつけているね」と辻野助手。
和田騎手は「経験が浅くてまだ危うさはあるから、流れに乗った競馬をしたい。脚がありすぎるので、道中から仕掛けてはいきたくないんだ」と慎重なニュアンスだが、それだけVを意識している。芝無傷の3連勝で突き抜けるか。(夕刊フジ)
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