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9日、船橋競馬場で「第55回クイーン賞」(交流GIII、ダ1800メートル)が行われ、今野忠成騎手騎乗で1番人気のユキチャン(牝4歳、川崎・山崎尋美厩舎)が1分54秒5(稍重)で快勝。川崎に移籍後、重賞初制覇となった。
ユキチャンは、父クロフネ、母シラユキヒメ、母の父サンデーサイレンスという血統で、通算15戦4勝。07年にJRAの後藤由之厩舎からデビューし、08年6月には関東オークス(交流GII)を制覇し、白毛馬として史上初の重賞ウイナーとなった。
「中央にいても使いたいレースに使えない」との理由で、9月3日付けでJRAの競走登録を抹消し、川崎の山崎尋美厩舎に移籍した。重賞は上記の関東オークスに続いて2勝目。
2着は3番人気テイエムヨカドー(牝5歳、船橋・渋谷信博厩舎)、3着は10番人気パノラマビューティ(牝7歳、船橋・松代眞厩舎)。昨年の覇者ヤマトマリオン(牝6歳、栗東・安達昭夫厩舎)は、2番人気に支持されたが5着に終わった。