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ファン投票で断然の1位。大阪杯→天皇賞・春に続くGI3連勝&昨年3着のリベンジを狙うキタサンブラックが、栗東CWコースで早々と万全をアピールした。
内のパリンジェネシス(3歳未勝利)、中のウィズ(2歳新馬)を6馬身追走。半マイルで2馬身差に詰め4角で外へ。直線も余力は十分で、馬なりで内にクビ、中に1馬身半先着した。帰厩後3本目とまだスイッチは入り切っていないが、張り詰めた馬体で、すごみはたっぷり。6F78秒8-65秒0-52秒1-38秒8-12秒3も文句ない。
「時計を出すように指示されて、けっこう後ろから追いかけた。その分若干は甘くなったが、12秒前半のフィニッシュで全体も80秒を切った。あとは本番までサラッとでいい」と跨った黒岩騎手(レースは武豊騎手)。
清水久調教師も「3200メートルのあとは馬体が細くなり楽をさせたが、帰厩して乗り始めたころにはケロッと。このひと追いで体つきも変わってくる」と、身体能力の高さに改めて感心していた。(夕刊フジ)
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