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24日の新潟11R韋駄天ステークス(4歳上オープン、芝・直線1000メートル)は、西田雄一郎騎手騎乗の15番人気フレイムヘイロー(セン7歳、美浦・蛯名利弘厩舎)がゴール前で内から差し切ってV。波乱を呼んだ。タイムは54秒7(良)。
外からニザエモンが好スタートを切り、横並びの真ん中からエーシントップも先行。さらにシャトルアップ、フギン、ネロなども前々で競馬を進める。レース終盤に入るとネロが抜け出すが、ゴール寸前で内からフレイムヘイローが差し脚を伸ばしてV。初の直線競馬で15番人気の伏兵が波乱を巻き起こした。1/2馬身差2着が1番人気のネロ。さらに1/2馬身差の3着には外から伸びた5番人気のアースソニックが入り、3連単は73万円台の高配当となっている。
フレイムヘイローは、父キングヘイロー、母キュートネスII、母の父Forty Ninerという血統。通算成績は27戦6勝となった。
“千直巧者”として知られる西田騎手は「きょうは千直の適性を見てみたかったので、出たなりで運びました。ガリガリやってしまうと分からないですからね。ネロがいい目標になったので、どれだけ頑張れるかと思いました。途中で手応えは怪しくなりましたが、ハミをかけ直したら、もうひと伸びしてくれましたね。軽ハンデだったとはいえ、初めての千直でこのメンバーを負かすのですから、適性はありますね」とパートナーにも巧者の資質を認めていた。
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