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5日の新潟5R2歳新馬(芝1600メートル)は、三浦皇成騎手騎乗の1番人気レッドオルバース(牡、美浦・国枝栄厩舎)がゴール前の競り合いを制してV。タイムは1分38秒1(良)。
積極的に先行する馬はおらず、押し出されるようにシンボリタピットが逃げる形。エクセレントガールが続き、ブラインドタッチも外から好位につけた。人気のレッドオルバースは先行馬群を見る位置でインからの競馬。スローで流れ、4コーナーではほぼ全馬が密集する形で直線に向かう。大きく横に広がっての決め手比べとなり、手応えの良さが目立ったのはレッドオルバース。馬場の3分どころで他馬の出方をうかがうと、離れた外から抜け出しを図ったルナプロスペクターに馬体を併せに行く。馬体を併せてから闘志に火がついたレッドオルバースはそこから力強い伸び脚を見せ、競り合いを制して初陣を飾った。1/2馬身差の2着が9番人気のルナプロスペクター。さらに1馬身1/4差の3着には5番人気のシンボリタピットが逃げ粘っている。
レッドオルバースは、父ダイワメジャー、母アグネスラズベリ、母の父エアジハードという血統。母はGIII函館スプリントSの勝ち馬。祖母の姉スターバレリーナはGIIローズSの勝ち馬。
三浦騎手は「厩舎スタッフがしっかりと仕上げてくれました。まだ成長途上で、きょうは上がりの競馬に対応できるかどうかが課題でしたが、直線でも狭いところを割って出てくれました。センスの良さが勝因です」と人気に応えた良血馬を褒め称えていた。
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