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6F初挑戦でいきなり高松宮記念を制したコパノリチャードが、史上5頭目の春秋スプリントGI同一年制覇に向けて態勢を整えた。
栗東坂路で単走。前半から13秒9-13秒3とスピード感たっぷりのフットワークで飛ばし、後半2Fは12秒3-12秒9。ラストは心持ち時計を要したものの、脚取りはしっかりしていた。
「先週、併せ馬でレースを想定したけいこを消化しているので、けさは単走。悪い時計ではないし、休み明けにしてはうまく仕上がったと思っている」と宮調教師。
京王杯SC7着後に函館SSを挟む予定が、筋肉痛で自重。青写真どおりにはならなかったが、「1度使いたかったのは確かだけど、早めにここへ目標を切り替えたあとは順調にきている。実績のなかった左回りも高松宮記念で自分のレースをして克服してくれたし、前々で競馬をするから、直線が平坦の新潟は中山より合っていると思う」とトレーナー。
国内で完全王者となり、香港スプリント(12月14日、シャティン、GI、芝1200メートル)へ。世界に通じる速さと強さを見せたい。(夕刊フジ)
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