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◆当日馬体重カギ〔1〕ディーパワンサ
坂路で軽めに、4ハロン67秒6-15秒3をマーク。「前走が栗東で440キロだったのに競馬場で432キロ。今回も体重がどうかだが、カイバは食べている。今回は攻めでモタれる面も大丈夫だった」。村辺厩務員の感触は悪くない。
◆ルメールに期待〔2〕ソウルスターリング
前売り1番人気馬は午後1時20分に決戦の地へ。「輸送自体は問題ない。カイバを食べたのは半分くらいだけど許容範囲。着いてからは食べている」と手島厩務員は笑顔を見せた。初めての環境が気がかりだったようで「この後どうかだけど、今のところ落ち着いている。もう少しバタバタするかと思っていたから」と安堵の表情だ。「ひと言で言えば“いい馬”。ジョッキーも経験豊富だし、うまく乗ってくれるでしょう」と、2戦2勝のルメール騎手に期待を寄せた。
◆自分との戦いに〔3〕エムオービーナス
他の関東馬に先駆けて金曜に阪神入り。土曜朝は引き運動を1時間弱、装鞍所も回りレースに備えた。「イレ込みやすいので、1日早く来た。昨日より今日の方が落ち着いている。相手うんぬんより、自分との戦いだね」と木藤助手。
◆“差し”トレ効果〔4〕レーヌミノル
角馬場から坂路で4ハロン73秒4-17秒0。「感触を確かめる程度。中間は後ろから追いかける練習をしてきたので、実戦でも効果を期待」と中井助手は手応えありげ。
◆松若“逃げ宣言”〔6〕ショーウェイ
CWコースを馬なりでサラッと流した。「状態はいい意味で変わりなく大丈夫ですね。ジョッキー(松若騎手)は逃げると話していましたが、戦法は任せていますから」と斉藤崇調教師。内の好枠だけにハナを主張するか。
◆入念に体ほぐす〔7〕ブラックオニキス
城戸騎手が騎乗して角馬場調整に時間をかけた。「今回は角馬場のみを長めにして入念に体をほぐしました。すごく落ち着いています。レース当日もこのテンションのままなら楽しみ」と、鞍上はニッコリ。
◆折り合いがカギ〔8〕サトノアリシア
坂路で4ハロン65秒8-15秒4をマークした。大橋助手は「前走は頭の高い面と行きたがる面を見せながら、伸びていたから能力はある。あとは当日輸送のテンションと折り合いが鍵」と期待と不安が半々の様子。
◆良化の余地あり〔9〕ジャストザマリン
500キロほどある大型牝馬は予定通り、厩舎周りの運動のみ。「まだ緩さや幼さがあるだけに、良化の余地もあると思います。レースセンスはいいので、今後につながる競馬をしてほしい」と牧浦調教師。
◆陣営自信のデキ〔10〕クインズサリナ
角馬場調整のみ。「馬の調子は本当にいいですね。真ん中で立ち回りやすそうな枠(〔5〕枠(10)番)に入ったし、いいところを見せられれば」。GI初挑戦の西村調教師は笑顔を見せた。
◆ゲートも万全!!〔11〕ジューヌエコール
デビューから3戦全勝で挑む。角馬場から坂路に向かって軽快に流した。タイムは4ハロン64秒1-15秒4。安田調教師は「今回は中間、初の在厩調整でしたが、体も気配もいい意味で変わりない。木曜日にゲート内での駐立練習も行って万全」と満足げだ。
◆逃げる競馬想定〔12〕アリンナ
未勝利-500万下を2連勝中。坂路で4ハロン71秒2-17秒2をゆったり登坂した。田代助手は「イレ込む馬じゃないから調整もしやすい。スピードが違うからハナに行く競馬になるのでは」と逃げる競馬を想定した。