新馬→ＯＰききょうＳ→ＧＩＩデイリー杯２歳Ｓと無傷３連勝中のジューヌエコールは、「多彩な競馬ができるところが強み」と安田調教師が言うように、自在な脚質が武器だ。

　栗東坂路を４Ｆ６０秒１で上がったあと、ＣＷコースへ。ダノンキングダムをリードする形で進んで、直線は追いかけてきた相手が内へ入った。楽な手応えのまま、ダノンと併入。まったくの馬なりながらラスト１Ｆは１１秒４と、素軽いフットワークが目についた。

　「坂路６０秒くらいから逍遥馬道を通り、ＣＷで５５秒台を予定。思いどおりの内容だった。いい形で本番へ向かえる。ここまで順調だし、たくましさを増してきたと思う。ＧＩになって、前半３Ｆが３３秒台のハイペースになったときにどう対応するかがポイントだろう。デビュー戦や前走のような競馬が理想だね」と安田調教師。

　２走前は出遅れて後方一気だったが、他２戦は正攻法。センスの良さで無敗王座がつかめるか。（夕刊フジ）

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