今週の東西調教ウオッチャーは、新潟記念と小倉２歳Ｓがターゲット。新潟記念は東京サンスポの柴田記者と大阪サンスポの森本記者、小倉２歳Ｓは大阪サンスポの宇恵、片山両記者が調教から狙える馬をピックアップした。

　柴田　まずは新潟記念から。美浦組ではロンギングダンサーがよかったですね。Ｐコースは時計が速くなりがちですが、６ハロン８０秒２－１２秒０。無理せずに、これだけ動けるのは状態がいい証拠でしょう。久々でも力は出せそうです。アデイインザライフはＷコースで５ハロン６５秒７。一杯に追われてラスト１２秒８は時計のかかる馬場状態だったため仕方ないところ。２週連続で一杯に追って、休み明けでも仕上がりはよさそうです。

　森本　栗東では意欲的だったクランモンタナ、軽めでも気配良好のエキストラエンドの小倉記念１、３着馬がオススメや。

　片山　次は小倉２歳Ｓやな。栗東組では、穴っぽいところでドリームアローのシャープな脚さばきが目をひいた。夏バテが気になるこの時期に一杯に追われ、若駒らしいハツラツとした動き。人気もそこそこで面白い。

　宇恵　小倉滞在組で馬券的な妙味がありそうなのはカシノマスト。連闘で軽めの調整でも気配はかなり良く見えましたよ。フェニックス賞でクインズサリナに負けているぶん、評価は下がるけど、メンバーが手薄だったとはいえ前走の内容からも通用する能力は持っているはず。少し硬めの脚さばきなので、雨で馬場が悪くなったとしても苦にしないと思います。九州産でも侮れないですよ。

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