《函館》函館スプリントＳを勝ったパドトロワ（栗・鮫島一、牡６）は、ダートで単走。勝浦騎手を背に、直線追われて１ハロン１２秒７（５ハロン６６秒６）をマークした。「硬さもなくてすごくいい。前走のいい感じのまま来ている。いい競馬になるのは間違いない」と鞍上は好感触。

　１１着アフォード（栗・北出成、牡５）はダートで５ハロン６５秒６、１ハロン１２秒１（直線追う）。「攻めは動くが、絶好調時と比べるともうひとつ。あと１週でどれだけ調子を上げられるか」と北出調教師。

　《美浦》駿風Ｓ１着でオープン入りを果たしたビラゴーティアラ（松山将、牝６）はＷコース単走で５ハロン６８秒９、ラスト１ハロン１３秒４（馬なり）。「放牧をはさんで１カ月前に帰厩。直線１０００メートルはベストの条件（全５勝中３勝をマーク）なので楽しみ」と松山将調教師。

　テレビユー福島賞を勝って勢いに乗るプリンセスメモリー（高橋博、牝６）は坂路で４ハロン５１秒６（馬なり）。「間隔が詰まっているし、強いけいこは必要ない。直線レースは新馬（１着）以来だが、ずっと使いたかった」と高橋博調教師。

　《栗東》ＣＢＣ賞２着のハクサンムーン（西園正、牡４）は、坂路でラスト１ハロン１２秒２。馬なりで４ハロン５３秒５（３ハロン３８秒９）は優秀だ。「休み明けを使っての上積みは大きい。昨年は１０００万下を勝ったばかりで挑戦して４着。今年は充実ぶりが違うよ」と西園調教師は自信ありげだ。

　函館スプリントＳ１２着のアウトクラトール（宮徹、牡８）は、坂路で４ハロン５４秒３をマーク。「１週前としては上々の動きだった。来週やれば万全になる」と宮調教師。

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