１９日の札幌５Ｒメイクデビュー札幌（芝１８００メートル）は、岩田康誠騎手騎乗の２番人気ソウルファイター（牡、父ハーツクライ、母ドゥーワップ、母の父ジェイドロバリー、栗東・友道康夫）が追い上げる後続馬を完封し逃げ切った。タイムは１分５５秒３（良）。

　母のゴレラが米ＧＩ勝ちの良血馬で１番人気のネオウィズダムは道中掛かり気味に進み、直線で追い上げ及ばず１馬身１／４差の２着、さらに３／４差の３着には３番人気ライフトップガンが入った。

　レースはソウルファイターがスムーズに先手を取ってスローペース（１０００ｍ通過１分７秒７）に落として進む展開。外の２番手に内田博幸騎手が抑えるのに苦労したネオウィズダムが続き、その直後にライフトップガンが控えた。３～４コーナーで３頭が追い出しにかかり、距離がぐっと近づいて直線へ。

　外からネオウィズダム、ライフトップガンが追い上げにかかるも、逃げるソウルファイターはもう一度末脚を伸ばして突き放し、最後はネオウィズダム以下を１馬身１／４差封じてゴール板を駆け抜けた。

　ソウルファイターの母は９６年のフェアリーＳ（ＧＩＩＩ）で３着に入るなど活躍した馬。

　続く札幌６Ｒメイクデビュー（ダート１７００メートル）は三浦皇成騎手騎乗の３番人気トラスティー（牡、父マンハッタンカフェ、母トキオジュリア、母の父Ｃｒａｆｔｙ　Ｐｒｏｓｐｅｃｔｏｒ、美浦・萩原清）が５番手追走から３コーナー過ぎで進出を開始すると、逃げる１番人気サンライズトークを直線早々と捕らえて２馬身半差の完勝劇。タイム１分４９秒４（良）。さらに２馬身半差の３着には２番人気ポイントブランクが入った。

　勝ったトラスティーは祖母にサンタマルガリータ招待Ｈ（米ＧＩ）を勝ったフライングジュリアがいる血統。

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