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◆(1)スマートロビン 体調確実に上昇
(1)スマートロビンの前走、大阪-ハンブルクCはスタートで少し遅れ、それでも前々の位置で競馬を進めたが、最後に伸びを欠いて4着。1番人気の期待を裏切ってしまった。レース後は順調で、今週18日には栗東CWコースで6ハロン80秒8、ラスト1ハロン12秒8の好タイム。この馬とすればかなり動いており、体調は確実に上昇している。「中1週のローテーションだが体が小さくなった感じはないし、けいこでも力強い動き」と松田国調教師は状態に自信を持って送り出す。
◆(8)タッチミーノット 柴崎師「順調」
昨夏の新潟記念4着以来となる(8)タッチミーノットは20日、南の角馬場からAコース(ダート)へ移動して体をほぐした。休み明けだが、気合が乗っており、身のこなしも軽快だ。「攻めで動く馬で、1週前の動きも良かった。少し体に余裕を持たせて、この馬にはちょうど良い感じの仕上げ。順調です。スタッフ一丸でいい仕事をしてくれました」と、柴崎調教師は久々でも好仕上がりをアピールした。
◆(11)ヤングアットハート 望んでいた舞台
東京で巻き返しを狙う(11)ヤングアットハートは20日早朝、Dコース(ダート)を経由してポリトラックで調整。「ラストだけ大きめ。広い東京コースの開幕週は、望んでいた舞台だからね。状態は問題ないので、良馬場でやりたい。鞍上もノッているから楽しみだよ」と、松山康調教師。皐月賞をゴールドシップで制した内田博騎手の手綱さばきにも期待する。重馬場は不得手だけに、気になるのは馬場状態だ。
◆(3)トップカミング 万全の転厩2戦目
転厩初戦の福島民報杯で5着の(3)トップカミングは20日、江田照騎手を背にDコース(ダート)を軽く1周した後、坂路で4ハロン51秒1と意欲的な最終調整となった。「水曜日に追い足りない部分を感じましたし、前走よりさらにひと絞りして、マイナス体重になるように調整したかったので。まだまだ良くなりそうですし、軽く時計も出ました。やはり能力はハンパではないですね」と、木村調教師はレースを楽しみにしている様子だった。
◆(5)ノーステア 鹿戸師「ここ目標」
(5)ノーステアは20日、美浦坂路で4ハロン57秒8の後、プールで調整。ハードな内容にも「この馬のいつも通りのメニューです」と、鹿戸雄調教師は平然とした表情で、愛馬の体力に自信を持っている様子だ。「中山をパスして、東京のここを目標にしてきましたから。いい結果が出せるといいですね」。全3勝をマークする得意の東京芝コースで、指揮官は意欲を見せた。