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アルビアーノは1番人気に支持された夕刊フジ賞オーシャンSで、直線挟まれる大きな不利を受けて5着。そのダメージが懸念されたが、追い切りでは不安を払拭する快走を披露した。
美浦Wコースで3頭併せ。直線入口で前を行く外シルヴァーコードに追いつくと、追いかけてきたモルジアナが内から馬体を合わせてきた。両側からピッタリとサンドされる形は、不利を受けた前走と酷似したシチュエーション。ひるんでも不思議ない状況だったが、そこでへこたれないのはさすが重賞2勝牝馬だ。力強いフットワークでグッと抜け出すと、シルヴァーに半馬身、モルジアナに2馬身先着してフィニッシュした。
「前走で直線挟まれたときに急ブレーキをかけて、ちょっと筋肉を痛めてしまった。中間は短期放牧先で治療して17日に帰厩。ダメージは日ごとに回復しているので、しっかり調整してきたい」と木村調教師。太田助手も、「影響を感じさせずに順調です。距離も2度目だし、もっと流れに乗って運べるはず」と前向きだ。尾張路で悲願のGI制覇を狙う。(夕刊フジ)
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