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阪神JFを制した2歳女王メジャーエンブレムが、今季初戦のクイーンC(13日、東京、GIII、芝1600メートル)に向け、美浦Wコースで圧巻のパフォーマンスを見せた。
いつものように前2頭を追いかける形。直線入り口で早くも射程圏内に捕らえて手綱を放すと、インから一気に突き抜けて、中トゥルッリ(4歳1000万下)を2馬身、外ダンディーレイ(6歳1000万下)を1秒2、それぞれ完封してみせた。牝馬の当週追いとしてはやりすぎに映る5F64秒8-49秒2-36秒0-12秒0を颯爽とマークしてしまうのだから、やはり能力はズバ抜けている。
「半マイルから加速すると一気にかわしちゃうので、鞍上に“それをするな”といつも言っているが、それも自分でコントロールできていた。落ち着いているし、細かいところが先週とは違う。素晴らしい」と、田村調教師は才女の動きを絶賛した。(夕刊フジ)
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