第６２回朝日杯フューチュリティＳ（１９日、中山１１Ｒ、ＧＩ、２歳牡牝オープン国際、馬齢、芝・外１６００メートル、１着本賞金７０００万円　＝出走１６頭）ディープインパクト産駒のＧＩ初制覇は成らなかったが、２頭が２、３着に入り、来春への大きな希望を膨らませた。

　最内から伸びた４番人気リアルインパクトが２着。「もう少しだったが、いい競馬はできた。スタートがよかったし、少し行きたがったけれど馬群に入れると落ち着いた。最後もよく伸びていたし、頑張ったと思うよ」。アイルランドのフランシス・ベリー騎手は、そうパートナーを労った。

　内の４番手と絶好の位置でレースを進めた３着リベルタスも、見せ場たっぷりの内容。「イメージ通りに乗れた。直線で前が開いた時に体がグッと沈み込むようになればいいけど、まだこれから良くなってくる」と福永祐一騎手は今後へ期待を膨らませる。

　２歳リーディングサイアーを快走するディープインパクトの産駒がＧＩで健闘。来年のクラシック戦線がますます楽しみになった。

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