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もうひと花! ’21秋華賞馬スタニングローズに復活の希望が見えている。
左前腱周囲炎からの復帰初戦となった前走・大阪杯は、果敢にハナを奪って8着。掲示板こそ外したものの、勝ったべラジオオペラと0秒5差なら久々としては及第点の走りといえる。
長休明けを叩かれての上積みは必至。8日は弾むようなフットワークで坂路を駆け上がり、4ハロン53秒5、ラスト1ハロン11秒8をマークした。躍動感たっぷりの走りは跨った西村淳騎手が「イルカみたい」と表現するほど。高野調教師も「時計的には加速していますが、状態の良さがそうさせている感じでした。(前走以上の状態は)間違いないです」と、究極の仕上げに満足げだった。
東京は今週からBコースに替わり、ますます先行有利になる。機動力に富んだこの馬にとっては追い風となるだろう。同期の僚馬ナミュールの胸を借り、バラ一族の才女が復権を誓う。
〝究極の3連単〟は1着にスタニングを固定。計30点で勝負だ!(夕刊フジ)