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12月2日の中山11Rで行われたステイヤーズステークス(GⅡ、3歳以上オープン、芝3600メートル、別定、16頭立て、1着賞金=6200万円)は、途中から先手を奪った石橋脩騎手の8番人気アイアンバローズ(牡6歳、栗東・上村洋行厩舎)が、2周目の3コーナーで一旦後続に追いつかれながら、最後の直線で突き放すという驚異の二枚腰を発揮して快勝。今年の春の天皇賞馬ジャスティンパレスの半兄が、持ち前のスタミナを存分に生かして重賞初勝利を決めた。タイムは3分45秒4(良)。
格上挑戦ながら、実績が評価されて1番人気の支持を集めた3歳馬のキングズレイン。スローペースながら馬群がバラけて縦長の展開となるなか中団からレースを進めたが、直線坂上で脚が上がってしまい5着だった。
◆ウィリアム・ビュイック騎手「前が飛ばしていたし、きょうは展開のあやですね。最後は脚が上がりました。まだ3歳だし、これから経験を積めばいいと思います」