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9月17日の中山11R・ラジオ日本賞(3歳以上オープン、ダート1800メートル、別定、16頭立て)は、2番人気で丹内祐次騎手とコンビを組んだウィリアムバローズ(牡5歳、栗東・上村洋行厩舎)が59キロの負担重量を克服して逃げ切り、2度目のオープン勝ちを果たした。タイムは1分52秒2(良)。
1/2馬身差の2着は2番手追走から流れ込んだベストリーガード(3番人気)。さらにクビ差の3着には直線で猛然と追い込んだ1番人気のハピが入った。
ウィリアムバローズが内から先手を取り、好スタートを決めたベストリーガードが2番手にピタリとつける。3番手は内コンバスチョン、外ヴァルツァーシャルが併走。人気のハピは中団からの競馬となった。4コーナーから前の2頭を後続を引き離し、マッチレースの様相。さすがに最後は脚が上がり気味になったが、鋭く追い上げたハピの追撃は及ばず、〝行った行った〟の決着でウィリアムバローズが逃げ切った。同馬のオープン勝ちは昨年の卯月Sに次いで2勝目。
ラジオ日本賞を制したウィリアムバローズは、父ミッキーアイル、母ダイアナバローズ、母の父シンボリクリスエスという血統。通算成績は15戦6勝となった。