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ウマニティ重賞攻略チームが、毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は札幌記念・馬場の有利不利、教えます! をお届けします!
土曜日の札幌芝のレース結果、近年の札幌記念の結果をもとに、馬場のバイアスなどを考察していきます。予想の際にお役立てください。
この中間、水曜日から木曜日にかけて9ミリの降水を観測するも、金曜日の天気に恵まれたこともあり、土曜日の芝コースは良馬場(JRA発表)でスタート。雨が降る時間帯もあったが、馬場状態の変更はなく、良発表のまま土曜日の開催を終えた。
札幌記念と同じ舞台の芝2000mで行われた、富良野特別(3歳以上1勝クラス)の勝ち時計は2分1秒8。今回と同様に良発表のCコースで施行された、2020年は2分0秒9の決着だった。そのことからも、時計が出づらい馬場状態だったことが窺い知れる。
そうした状況もあってか、逃げ・先行勢の勢いが増しつつあり、土曜日施行の芝競走7鞍における1~2着馬の最終4角通過順位は、みな4番手以内。速い上がりを武器とする待機勢にとっては、厳しいコンディションだったようだ。
日曜日開催中の天気は不安定(20日7時の時点)。予報通りであれば、軽い馬場状態になることは見込みづらく、力を要するコンディションが想定される。道中外から追走、直線も外という後方勢は、よほどの馬場適性差か展開利がないと、体力的に不利と考えるべきだろう。
となれば、勝負どころから最後の直線にかけての進路はどうあれ、道中は内~中を回り、なるべく距離ロスを抑えつつ馬場の良いところを運べそうな馬を優先すべき。内寄りの枠(1~3枠あたり)から、そういう競馬ができれば言うことはない。
脚質は土曜日こそ前優勢だったが、その点を踏まえて騎手や陣営の意識が強く働くことも十分に考えられる。それゆえ、逃げ・先行タイプに固執せず、少し構えを広げたほうが好結果につながりやすいのではないか。
なお、過去5年の札幌記念の1~3着馬延べ15頭は、JRAのG1かG2において勝利経験があった点で共通する。”スーパーG2”とも称されることがある定量重賞ゆえか、ハイグレード戦の実績馬が存在感を示す傾向が非常に強い。今年も条件を満たす馬には相応の評価が必要だろう。
今回の出走メンバーで要点(1~3枠+過去実績)をクリアしているのは、②ウインマリリン、④シャフリヤール、⑤ジャックドール。よって当欄では、この3頭を注目株として推奨する。
【馬場予想からの注目馬】
②ウインマリリン ④シャフリヤール ⑤ジャックドール
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5月12日(日) 05:00 | ||
ウマニティ ウマニティ編集部 | 72618 |