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1月22日の中山6R(3歳新馬、芝2000メートル、17頭立て)は、横山武史騎手の2番人気ピクシレーション(牝、美浦・菊沢隆徳厩舎)が道中は中団で脚をためると、直線で内を突いて抜け出し勝利。デビュー勝ちを果たした。タイムは2分5秒7(良)。
1番人気に支持されたダールフルートは3番手から一度は抜け出したものの勝ち馬に捕まり1馬身半差の2着、さらに3馬身差の3着にはクラウンモチーフ(7番人気)が入った。
◆横山武史騎手(1着 ピクシレーション)「想像以上の切れ味でした。調教に乗っていなかったので返し馬が初めてのコンタクトでしたけど、まだまだ体が使い切れていないし、若干伸びて走る馬なので切れ味は半信半疑でしたが、しまいを生かしてくれという先生からの指示通りの競馬ができました。しっかり脚がたまって内から差し切るという、いい意味で新馬らしからぬ勝ち方ができました」
◆菊沢隆徳調教師「すごい切れ味でしたね。精神面も牝馬にしては強いし、本当に優秀ですよ。牝馬の長い距離を選んでいきたいですね。一旦、リフレッシュさせるために放牧に出します」
ピクシレーションは、父ハーツクライ、母シアードラマ、母の父Burning Romaという血統。母のシアードラマは北米でGI3勝を挙げている。