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キラーアビリティに注目する。GⅠ馬として迎えた今春は併せ馬で劣勢が目立ち、精神的に苦しかったのか好結果が出せなかったが、この秋はすべて単走に切り替えて、伸び伸びと走れている。クリスチャンが2週連続CWコースで跨り、先週は6ハロン80秒7、ラスト1ハロン11秒9と上々のタイムをマーク。サラッとやった程度の今週も時計(89秒3、11秒8)は目立たないが、気分良く走れていた。心身ともにリフレッシュ。春とは一変の走りを見せて不思議ない。
キングオブドラゴンは今週の坂路で一杯に追われ、自己ベストの4ハロン51秒7。ラスト1ハロン11秒9も自己最速タイで、叩き3戦目でグンと調子を上げている。
カントルはこの中間、ダービー馬シャフリヤールなどと意欲的に併せ馬を行った。最終追いの坂路4ハロン52秒6、ラスト1ハロン11秒6も素晴らしく、昇級初戦でもいきなり好勝負となるか。(夕刊フジ)