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◆バロッサヴァレー(25日、中京新馬、芝2000メートル)=栗・高野、牝、父ハーツクライ、母ピラミマ、母の父アンブライドルズソング
《戦評》中団の外めをリズムよく追走。勝負どころで促されると抜群の手応えで進出し、メンバー最速の上がり3ハロン34秒2の末脚で1馬身半差の快勝。2分1秒9(良)の時計以上に、スケールの大きさを感じさせる内容だった。
《血統》全兄に大阪杯、ジャパンCを制したスワーヴリチャードがいる良血馬。後肢の緩さが目立つのは、ハーツクライ産駒の若い馬特有のものだ。
《将来性》北村友騎手は「すごくオンオフが激しくて気難しさは残しています。ただ、能力は秘めていると思っていたので、初戦で結果を出せたことが良かったです。いい精神状態を維持しながら成長してくれればと思います」と評価。手脚が長く細身の体形で、兄と同じ中距離路線での活躍が期待できる。オークスが楽しみな存在だ。