競馬ニュース > 記事
中京が終わり、今週から関西の舞台は阪神へと移る。19日のメインは牝馬のハンデ重賞「第27回マーメイドS」。今年も大激戦の様相で、ルビーカサブランカが重賞2勝目を狙って出陣する。
◇
今年1月の愛知杯で重賞初制覇を飾った。長距離戦線で活躍しているユーキャンスマイルの全妹は5歳になって本格化。牝馬重賞に欠かせない存在へと成長した。
前走の福島牝馬Sは出遅れて最後方からの競馬を余儀なくされたが、メンバー最速となる上がり3ハロン34秒6で伸びて0秒2差の5着。厳しい展開でも大きくは崩れなかった。
1週前は栗東CWコースで一杯に追われ、ラスト1ハロン11秒1の切れ味を発揮して併走相手に半馬身先着した。「併せ馬でしっかりできているし、状態は申し分ない。ここ2走はラストで差しては来ているが、1800メートルだったからね。愛知杯と同じコーナー4つの2000メートルに戻るのはゆったり運べる分、いい」と、須貝調教師は巻き返しに意欲を見せている。
阪神では2勝をあげており、適性の高いコースへ替わるのはプラス。力の違いを見せつけたい。(夕刊フジ)