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★胸張る矢作師、リス好気配
エリザベス女王杯、宝塚記念とGI2勝の実績を誇り、現地でも注目を集めているリスグラシュー。レース前日はウェリビー競馬場のポリトラックコースでキャンター調整を消化した。矢作調教師は「気合が乗っていい状態。無事に来ることができたのは何よりです。あとは自分の競馬をしてくれれば」と仕上がりに納得の口ぶり。宝塚記念Vに導いたレーン騎手とのコンビで、3度目のGI制覇を目指す。
★クルーガー、春の好走再現
今春のオーストラリア遠征で4、2着と実績を残したクルーガーも調整は順調そのもの。「すごく活気があふれて、走るのが楽しそうです」と高野調教師は愛馬の状態に太鼓判を押す。クイーンエリザベスSでは女傑ウィンクスの2着に好走した実績の持ち主。「ゲートまで自分たちのベストを尽くして、あとは馬と騎手に頑張ってもらいたいと思います」と手の内に入れているT・ベリー騎手にバトンを託した。