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《戦評》スタートで出遅れ、行き脚もつかず。前半は折り合いを欠くなど、まだまだ幼い面をのぞかせた。それでも、向こう正面で先行集団に取り付くと、3コーナー手前から息の長い末脚を発揮。直線でももたつく面をみせたが、ゴール前でクビ差きっちりと差し切った。粗削りなぶん、伸びしろを感じさせる。
《血統》父は先週、急死したディープインパクト。母シリアスアティテュードは英GI・チヴァリーパークSなどGI2勝馬。半兄スティッフェリオが重賞2勝と底力あふれる血統背景の持ち主。母系が誇るスタミナから距離延長も問題なさそうだ。
《将来性》松若騎手は「背中や乗り味はいいですね。最後もフワフワしたままで勝ってくれました。成長していくと思うので、上に行っても楽しみ」と期待をかける。レースぶりが良化すれば、オープンでも楽しみな存在となるだろう。