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6月22日の東京8Rで行われた第21回東京ジャンプステークス(障害3歳以上オープン、J・GIII、芝3110メートル、別定、13頭立て、1着賞金=2900万円)は、石神深一騎手騎乗の3番人気シングンマイケル(セン5歳、美浦・高市圭二厩舎)が好位追走から残り2つ目の障害飛越で先頭に立ち、後続の追撃を振り切った。タイムは3分29秒4(稍重)。
半馬身差の2着には中団から差してきたマイネルプロンプト(1番人気)、さらに5馬身差遅れた3着に好位から伸びたシンキングダンサー(2番人気)。
東京ジャンプSを勝ったシングンマイケルは、父シングンオペラ、母ジェヴォーナ、母の父トウカイテイオーという血統。北海道新冠町・ヒカル牧場の生産馬で、馬主は伊坂重憲氏。通算成績は20戦4勝(障害は12戦4勝)。重賞初制覇。東京ジャンプSは、高市圭二調教師は初優勝、石神深一騎手は2016年オジュウチョウサンに次いで2勝目。
◆石神深一騎手(1着 シングンマイケル)「攻め馬から乗せていただき、いい馬だと思っていました。練習では飛越がずっと上手でしたし、レースも上手でした。飛越が上手なので、飛越のたびに前に出ますが、我慢して脚をためることができました。道悪も上手でしたし、本場(ほんじょう=東京・中山・阪神・京都の中央場所)の大きい障害のほうが合っています。まだ馬が若いですし、今後が楽しみです」
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