1966年に創設された3歳（現2歳）オープン特別「東京3歳ステークス」が本競走の前身。1968年に「府中3歳ステークス」に改称され、1984年には現行の東京芝1800mに舞台が変更された。以来、大レースの登竜門的なレースとして存在感を大きくしていき、重賞競走の整備が図られた1996年にG3重賞に昇格。翌1997年に競走名が「東京スポーツ杯3歳ステークス」に改められた。2001年、馬齢表記の国際基準への変更にともない競走名を「東京スポーツ杯2歳ステークス」に変更。2021年にはG2への昇格を果たした。レース名や格付けはいくつも変わってきたが、2歳重賞屈指の出世レースであることに変わりはない。

1986年以降の優勝馬を掲載しています。
優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記と統一しています。

回数	開催日	優勝馬
第28回	2023年11月18日 東京 芝1800m	シュトラウス 美 牡2　Ｊ．モレイラ 武井亮
第27回	2022年11月19日 東京 芝1800m	ガストリック 美 牡2　三浦皇成 上原博之
第26回	2021年11月20日 東京 芝1800m	イクイノックス 美 牡2　Ｃ．ルメール 木村哲也
第25回	2020年11月23日 東京 芝1800m	ダノンザキッド 栗 牡2　川田将雅 安田隆行
第24回	2019年11月16日 東京 芝1800m	コントレイル 栗 牡2　Ｒ．ムーア 矢作芳人
第23回	2018年11月17日 東京 芝1800m	ニシノデイジー 美 牡2　勝浦正樹 高木登
第22回	2017年11月18日 東京 芝1800m	ワグネリアン 栗 牡2　福永祐一 友道康夫
第21回	2016年11月19日 東京 芝1800m	ブレスジャーニー 美 牡2　柴田善臣 本間忍
第20回	2015年11月23日 東京 芝1800m	スマートオーディン 栗 牡2　武豊 松田国英
第19回	2014年11月24日 東京 芝1800m	サトノクラウン 美 牡2　Ｒ．ムーア 堀宣行
第18回	2013年11月16日 東京 芝1800m	イスラボニータ 美 牡2　蛯名正義 栗田博憲
第17回	2012年11月17日 東京 芝1800m	コディーノ 美 牡2　横山典弘 藤沢和雄
第16回	2011年11月19日 東京 芝1800m	ディープブリランテ 栗 牡2　岩田康誠 矢作芳人
第15回	2010年11月20日 東京 芝1800m	サダムパテック 栗 牡2　Ｃ．スミヨン 西園正都
第14回	2009年11月21日 東京 芝1800m	ローズキングダム 栗 牡2　小牧太 橋口弘次
第13回	2008年11月22日 東京 芝1800m	ナカヤマフェスタ 美 牡2　蛯名正義 二ノ宮敬
第12回	2007年11月17日 東京 芝1800m	フサイチアソート 美 牡2　横山典弘 岩戸孝樹
第11回	2006年11月18日 東京 芝1800m	フサイチホウオー 栗 牡2　安藤勝己 松田国英
第10回	2005年11月19日 東京 芝1800m	フサイチリシャール 栗 牡2　福永祐一 松田国英
第9回	2004年11月20日 東京 芝1800m	スムースバリトン 美 牡2　蛯名正義 国枝栄
第8回	2003年11月22日 東京 芝1800m	アドマイヤビッグ 栗 牡2　武豊 橋田満
第7回	2002年11月16日 中山 芝1800m	ブルーイレヴン 栗 牡2　武豊 角居勝彦
第6回	2001年11月17日 東京 芝1800m	アドマイヤマックス 栗 牡2　福永祐一 橋田満
第5回	2000年11月18日 東京 芝1800m	タガノテイオー 栗 牡2　藤田伸二 松田博資
第4回	1999年11月20日 東京 芝1800m	ジョウテンブレーヴ 美 牡2　蛯名正義 相沢郁
第3回	1998年11月21日 東京 芝1800m	アドマイヤコジーン 栗 牡2　南井克巳 橋田満
第2回	1997年11月15日 東京 芝1800m	キングヘイロー 栗 牡2　福永祐一 坂口正大
第1回	1996年11月17日 東京 芝1800m	ゴッドスピード 栗 牡2　石橋守 瀬戸口勉

第1回（1996年）は11月17日に施行。以降、施行時期が大幅に変更されることはなく、現在も11月中旬～下旬に開催されている。

施行場所：東京芝1800m（左回り）
出走資格：2歳
１着賞金：3800万円
負担重量：馬齢重量