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2006年に距離が一気に600m短縮され、レースの質が大きく変わったスプリント重賞。スプリンターズステークスの前哨戦に位置付けられているが、ハンデ戦ということもあり本番との直結度は低く、両レースに勝ったのは第43回(2008年)のスリープレスナイトしかいない。その一方、第49回(2014年)の覇者リトルゲルダ、第50回(2015年)を制したベルカントと、2年連続してサマースプリントチャンピオンを送り出した。芝1800m時代の勝ち馬には、G1馬のエイシンプレストン(第36回、2001年)や“ミスター小倉”メイショウカイドウ(第40回、2005年)などの強豪の名前も見られる。
1966年に小倉芝2000mを舞台としたハンデ重賞として創設。1969年に芝1800mに、2006年に芝1200mに、それぞれ距離が短縮された。負担重量規定も、1972年に別定、1995年にハンデ、2000年に別定、2006年にハンデと目まぐるしく変わっている。グレード制が導入された1984年にG3に格付け。2006年に「サマースプリントシリーズ」に指定され、現在は同シリーズのチャンピオン争いを占う重要な一戦になっている。
1986年以降の優勝馬を掲載しています。
優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記と統一しています。
回数 | 開催日 | 優勝馬 |
---|---|---|
第58回 |
2023年8月20日
小倉
芝1200m
|
ジャスパークローネ
栗
牡4 団野大成
森秀行
|
第57回 |
2022年8月21日
小倉
芝1200m
|
ボンボヤージ
栗
牝5 川須栄彦
梅田智之
|
第56回 |
2021年8月22日
小倉
芝1200m
|
ヨカヨカ
栗
牝3 幸英明
谷潔
|
第55回 |
2020年8月23日
小倉
芝1200m
|
レッドアンシェル
栗
牡6 福永祐一
庄野靖志
|
第54回 |
2019年8月18日
小倉
芝1200m
|
ダイメイプリンセス
栗
牝6 秋山真一郎
森田直行
|
第53回 |
2018年8月19日
小倉
芝1200m
|
アレスバローズ
栗
牡6 菱田裕二
角田晃一
|
第52回 |
2017年8月20日
小倉
芝1200m
|
ダイアナヘイロー
栗
牝4 武豊
福島信晴
|
第51回 |
2016年8月21日
小倉
芝1200m
|
バクシンテイオー
美
牡7 藤岡康太
堀宣行
|
第50回 |
2015年8月23日
小倉
芝1200m
|
ベルカント
栗
牝4 武豊
角田晃一
|
第49回 |
2014年8月24日
小倉
芝1200m
|
リトルゲルダ
栗
牝5 丸田恭介
鮫島一歩
|
第48回 |
2013年8月18日
小倉
芝1200m
|
ツルマルレオン
栗
牡5 小牧太
橋口弘次
|
第47回 |
2012年8月19日
小倉
芝1200m
|
スギノエンデバー
栗
牡4 北村友一
浅見秀一
|
第46回 |
2011年8月14日
小倉
芝1200m
|
トウカイミステリー
栗
牝5 北村友一
安田隆行
|
第45回 |
2010年8月15日
小倉
芝1200m
|
メリッサ
栗
牝6 福永祐一
佐山優
|
第44回 |
2009年8月16日
小倉
芝1200m
|
サンダルフォン
栗
牡6 酒井学
松永幹夫
|
第43回 |
2008年8月17日
小倉
芝1200m
|
スリープレスナイト
栗
牝4 上村洋行
橋口弘次
|
第42回 |
2007年8月12日
小倉
芝1200m
|
キョウワロアリング
栗
牡6 角田晃一
飯田明弘
|
第41回 |
2006年8月13日
小倉
芝1200m
|
コスモフォーチュン
栗
牝4 角田晃一
宮徹
|
第40回 |
2005年7月17日
小倉
芝1800m
|
メイショウカイドウ
栗
牡6 武豊
坂口正大
|
第39回 |
2004年7月18日
小倉
芝1800m
|
ダイタクバートラム
栗
牡6 小牧太
橋口弘次
|
第38回 |
2003年7月20日
小倉
芝1800m
|
ミレニアムバイオ
栗
牡5 武豊
領家政蔵
|
第37回 |
2002年7月14日
小倉
芝1800m
|
トッププロテクター
栗
牡5 和田竜二
岩元市三
|
第36回 |
2001年7月15日
小倉
芝1800m
|
エイシンプレストン
栗
牡4 福永祐一
北橋修二
|
第35回 |
2000年7月16日
小倉
芝1800m
|
トゥナンテ
栗
牡5 幸英明
松元省一
|
第34回 |
1999年7月25日
小倉
芝1800m
|
エイシンビンセンス
栗
牡5 野元昭嘉
野元昭
|
第33回 |
1998年7月26日
阪神
芝2000m
|
トウショウオリオン
栗
牡5 池添謙一
鶴留明雄
|
第32回 |
1997年7月20日
小倉
芝1800m
|
ダンディコマンド
栗
牡4 武豊
福島信晴
|
第31回 |
1996年7月21日
小倉
芝1800m
|
マジックキス
栗
牝4 角田晃一
渡辺栄
|
第30回 |
1995年7月23日
小倉
芝1800m
|
イナズマタカオー
栗
牡4 河内洋
音無秀孝
|
第29回 |
1994年7月24日
小倉
芝1800m
|
イブキファイブワン
栗
牡6 芹沢純一
橋口弘次
|
第28回 |
1993年8月8日
小倉
芝1800m
|
シルクムーンライト
栗
牡3 土肥幸広
吉永猛
|
第27回 |
1992年8月9日
小倉
芝1800m
|
ヌエボトウショウ
栗
牝5 角田晃一
渡辺栄
|
第26回 |
1991年8月4日
小倉
芝1800m
|
ムービースター
栗
牡5 武豊
坪憲章
|
第25回 |
1990年8月5日
小倉
芝1800m
|
ニシヤマショウ
栗
牝5 土肥幸広
島崎宏
|
第24回 |
1989年8月6日
小倉
芝1800m
|
タニノスイセイ
栗
牡6 土肥幸広
宮本悳
|
第23回 |
1988年8月7日
小倉
芝1800m
|
タガジヨオー
栗
牡6 清水英次
松元省一
|
第22回 |
1987年8月9日
小倉
芝1800m
|
マヤノジョウオ
栗
牝4 南井克巳
大根田裕
|
第21回 |
1986年8月3日
小倉
芝1800m
|
ラッキーオカメ
栗
牝4 西浦勝一
野元昭
|
第1~4回は9~12月に開催されていたが、第5回から夏開催に移り、一部の例外の年を除き第28回まで8月上旬に開催。第29~40回は7月中旬~下旬、第41回以降は8月中旬に行われている。
近1年以内に出走歴のある3歳以上馬が出走可能(ただし、未出走馬・未勝利馬は出走不可)。負担重量規定は、第1~6回、第30~34回、第41回以降がハンデキャップ、第7~29回ならびに第35~40回が別定。コースは第1~3回が小倉芝2000m、第4~40回が小倉芝1800m(一部、阪神で代替開催)、第41回以降が小倉芝1200m。2006年に「サマースプリントシリーズ」に指定。外国産馬は1995年から、地方競馬所属馬は1998年から、外国調教馬は2009年から、それぞれ出走可能となった。
1966年 | ハンデ重賞としてレース創設。小倉芝2000mで第1回施行 | |
1969年 | 距離を芝1800mに変更 | |
1972年 | 負担重量規定をハンデキャップから別定に変更1984年 | グレード制導入。G3に格付け |
1995年 | 混合競走となり外国産馬の出走が可能に。負担重量規定を別定からハンデキャップに変更 | |
1998年 | 指定交流競走となり地方競馬所属馬の出走が可能に | |
2000年 | 負担重量規定をハンデキャップから別定に変更 | |
2006年 | 距離を芝1200mに変更。負担重量規定を別定からハンデキャップに変更。サマースプリントシリーズに指定 | |
2009年 | 国際競走となり外国調教馬の出走が可能に | |
2020年 | COVID-19の流行により無観客競馬として開催 |