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セントウルS G2
セントウルSの歴史と概要
1987年に秋の阪神開催の幕開けを飾る芝1400m重賞として創設。2000年に距離が芝1200mへと短縮されたことにより、G1のスプリンターズステークスに直結する最重要ステップレースとして位置付けられるようになった。一方、過去にセントウルステークス、スプリンターズステークスと連勝した馬は、第16回（2002年）ビリーヴ、第32回（2018年）ファインニードル、第33回（2019年）タワーオブロンドンの3頭に限られる。どちらかといえば、ここで2着以下に敗れていた馬が本番で巻き返す傾向にあることも覚えておきたい。ほか、サマースプリントシリーズに指定された2006年以降は夏競馬からの連戦で出走する馬が増加。第27回（2013年）ハクサンムーン、第28回（2014年）リトルゲルダ、第33回（2019年）タワーオブロンドンなど7頭が、ここを勝って同シリーズチャンピオンに輝いている。
歴史と位置付け
1987年にG3（国内独自）の別定重賞として創設され、阪神芝1400mで第1回が開催された。2000年、短距離路線の整備により施行距離を芝1200mへと短縮。これによりスプリンターズステークスの前哨戦として位置付けられるようになった。なお、2014年以降は優勝馬（地方競馬所属は2着以内）にスプリンターズステークスへの優先出走権が与えられている。ほか、2006年にG2（国内独自）に昇格するとともに「サマースプリントシリーズ」に指定。現在はG1へのステップとして参戦する馬と、シリーズチャンピオンを目指す馬が熱いつば競り合いを演じている。
歴代優勝馬
1986年以降の優勝馬を掲載しています。
優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記と統一しています。
| 回数 | 開催日 | 優勝馬 |
|---|---|---|
第37回
|
2023年9月10日
阪神
芝1200m
|
テイエムスパーダ
栗
牝4 富田暁
木原一良
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第36回
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2022年9月11日
中京
芝1200m
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メイケイエール
栗
牝4 池添謙一
武英智
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第35回
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2021年9月12日
中京
芝1200m
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レシステンシア
栗
牝4 Ｃ．ルメール
松下武士
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第34回
|
2020年9月13日
中京
芝1200m
|
ダノンスマッシュ
栗
牡5 三浦皇成
安田隆行
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第33回
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2019年9月8日
阪神
芝1200m
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タワーオブロンドン
美
牡4 Ｃ．ルメール
藤沢和雄
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第32回
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2018年9月9日
阪神
芝1200m
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ファインニードル
栗
牡5 川田将雅
高橋義忠
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第31回
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2017年9月10日
阪神
芝1200m
|
ファインニードル
栗
牡4 Ｍ．デムーロ
高橋義忠
|
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第30回
|
2016年9月11日
阪神
芝1200m
|
ビッグアーサー
栗
牡5 福永祐一
藤岡健一
|
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第29回
|
2015年9月13日
阪神
芝1200m
|
アクティブミノル
栗
牡3 藤岡康太
北出成人
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第28回
|
2014年9月14日
阪神
芝1200m
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リトルゲルダ
栗
牝5 丸田恭介
鮫島一歩
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第27回
|
2013年9月8日
阪神
芝1200m
|
ハクサンムーン
栗
牡4 酒井学
西園正都
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第26回
|
2012年9月9日
阪神
芝1200m
|
エピセアローム
栗
牝3 武豊
石坂正
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第25回
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2011年9月11日
阪神
芝1200m
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エーシンヴァーゴウ
栗
牝4 田辺裕信
小崎憲
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第24回
|
2010年9月12日
阪神
芝1200m
|
ダッシャーゴーゴー
栗
牡3 川田将雅
安田隆行
|
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第23回
|
2009年9月13日
阪神
芝1200m
|
アルティマトゥーレ
美
牝5 松岡正海
奥平雅士
|
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第22回
|
2008年9月14日
阪神
芝1200m
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カノヤザクラ
栗
牝4 小牧太
橋口弘次
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第21回
|
2007年9月9日
阪神
芝1200m
|
サンアディユ
栗
牝5 川田将雅
音無秀孝
|
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第20回
|
2006年9月10日
中京
芝1200m
|
シーイズトウショウ
栗
牝6 池添謙一
鶴留明雄
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第19回
|
2005年9月11日
阪神
芝1200m
|
ゴールデンキャスト
栗
牡5 小牧太
橋口弘次
|
|
第18回
|
2004年9月12日
阪神
芝1200m
|
ゴールデンキャスト
栗
牡4 武豊
橋口弘次
|
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第17回
|
2003年9月14日
阪神
芝1200m
|
テンシノキセキ
栗
牝5 横山典弘
橋口弘次
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第16回
|
2002年9月8日
阪神
芝1200m
|
ビリーヴ
栗
牝4 岩田康誠
松元茂樹
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第15回
|
2001年9月9日
阪神
芝1200m
|
テネシーガール
栗
牝4 山田和広
坪正直
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第14回
|
2000年9月10日
阪神
芝1200m
|
ビハインドザマスク
栗
牝4 福永祐一
北橋修二
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|
第13回
|
1999年10月3日
阪神
芝1400m
|
エイシンガイモン
栗
牡6 芹沢純一
加用正
|
|
第12回
|
1998年10月4日
阪神
芝1400m
|
マイネルラヴ
美
牡3 武豊
稲葉隆一
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|
第11回
|
1997年9月28日
阪神
芝1400m
|
オースミタイクーン
栗
牡6 武幸四郎
武邦彦
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第10回
|
1996年9月29日
阪神
芝1400m
|
フジノマッケンオー
栗
牡5 武豊
中村好夫
|
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第9回
|
1995年10月1日
京都
芝1400m
|
ビコーペガサス
栗
牡4 武豊
柳田次男
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第8回
|
1994年10月2日
中京
芝1200m
|
エイシンワシントン
栗
牡3 熊沢重文
内藤繁春
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第7回
|
1993年9月12日
阪神
芝1400m
|
エリザベスローズ
栗
牝4 河内洋
渡辺栄
|
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第6回
|
1992年9月13日
阪神
芝1400m
|
マイスーパーマン
栗
牡6 南井克巳
鹿戸幸治
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第5回
|
1991年9月8日
中京
芝1200m
|
ニフティニース
美
牝4 竹原啓二
松山康久
|
|
第4回
|
1990年9月9日
中京
芝1200m
|
エーコーシーザー
栗
牡5 田島信行
安田伊佐
|
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第3回
|
1989年9月10日
阪神
芝1400m
|
ホウエイソブリン
栗
牡5 村本善之
目野哲也
|
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第2回
|
1988年9月11日
阪神
芝1400m
|
サンキンハヤテ
栗
牡4 河内洋
橋口弘次
|
|
第1回
|
1987年9月13日
阪神
芝1400m
|
ミスターボーイ
栗
牡5 河内洋
中尾正
|
開催時期
第1～7回（1987～1993年）ならびに第14回（2000年）以降は9月上旬～中旬、第8～13回（1994～1999年）は9月下旬～10月上旬に開催。
競走条件
施行場所：阪神芝1200m（右・内回り）
出走資格：3歳以上
１着賞金：5900万円
負担重量：別定
年表
| 1987年 | 阪神芝1400m 、4歳（現在の3歳）以上の別定戦として創設 G3（国内独自）に格付け |
| 1989年 | 混合競走に指定 ホウエイソブリンが阪神芝1400mのコースレコードを更新 |
| 1990年 | 中京芝1200mで施行 |
| 1991年 | 中京芝1200mで施行 ニフティニースが中京芝1200mのコースレコードを更新 |
| 1992年 | マイスーパーマンが阪神芝1400mのコースレコードを更新 |
| 1993年 | エリザベスローズが阪神芝1400mのコースレコードを更新 |
| 1994年 | 中京芝1200mで施行 |
| 1995年 | 指定交流競走に指定 阪神・淡路大震災にともない京都芝1400mで施行 |
| 2000年 | 施行距離を芝1200mに変更 ビハインドザマスクが阪神芝1200mのコースレコードを更新 |
| 2002年 | ビリーヴが阪神芝1200mのコースレコードを更新 |
| 2005年 | 国際競走に指定 ゴールデンキャストがレース史上初の2連覇を達成 |
| 2006年 | G2（国内独自）に昇格 サマースプリントシリーズに指定 中京芝1200mで施行 |
| 2007年 | 国際G2に格付け |
| 2018年 | ファインニードルがレース史上2頭目の2連覇を達成 |
| 2020年 | 中京芝1200ｍで施行 COVID-19の流行にともない無観客競馬として開催 |
| 2021年 | 中京芝1200ｍで施行 |
| 2022年 | 中京芝1200ｍで施行 メイケイエールが中京芝1200mのコースレコードを更新 |
| 2024年 | 中京芝1200ｍで施行 |
「ROBOTIP」のご紹介
まだウマニティ会員ではない方へ
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