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▼6月16日(日)函館11R 函館スプリントステークス
【同年、かつ芝1400m以下のJRA重賞かオープン特別における連対経験の有無別成績(2003年以降)】
●あり [9-5-6-30](複勝率40.0%)
●なし [1-5-4-81](複勝率11.0%)
→近走成績を素直に評価したいレース。特別登録を行った馬のうち、2013年に施行された芝1400m以下のJRA重賞かオープン特別で連対経験があるのは、アウトクラトール、クィーンズバーン、サクラアドニス、スギノエンデバー、ドリームバレンチノ、フォーエバーマークの6頭だけです。
▼6月16日(日)東京11R ユニコーンステークス
【前走着順別成績(2005年以降)】
●1着 [8-6-3-34](複勝率33.3%)
●2着以下 [0-2-5-69](複勝率9.2%)
→2005年以降は前走1着馬が圧倒的に優勢。ただし、このうち前走が500万下、かつ1800m未満のレースだった馬は[0-1-0-24](複勝率4.0%)と苦戦していました。特別登録を行った馬のうち、前走1着、かつその前走が500万下でないのはサウンドリアーナ、チャーリーブレイヴの2頭だけ、前走1着、かつその前走が500万下、かつ1800m以上のレースだったのはクラージュドール、ブロードソードの2頭だけです。
■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)
埼玉県桶川市在住のフリーライター、コピーライター、競馬評論家。的確でわかりやすいデータ分析に定評があり、現在は『JRAホームページ』内「今週の注目レース」で“データ分析”のコーナーを担当しているほか、さまざまなメディアに活躍の場を広げている。競走馬への一口出資やペーパーオーナーゲーム(POG)などにも造詣が深く、近年はWIN5研究の第一人者としても知られるようになった。近著に『門外不出! 投票データから分かった! WIN5の鋭い買い方』(東邦出版)、『WIN5(五重勝)ほど儲かる馬券はない!! 少点数で驚愕配当をモノにする絶対的セオリー(競馬王新書)』(白夜書房)。