第57話　「新潟記念」

05年　37.2-48.9-34.0　=2.00.1　▼1▼9△19　瞬発戦
06年　35.0-47.5-34.7　=1.57.2　▼2▼11△18　瞬発戦
07年　35.1-47.2-35.5　=1.57.8　▼1▼9△19　瞬発戦
08年　35.7-47.5-34.3　=1.57.5　▼4▼8△11　瞬発戦
09年　36.6-49.5-33.5　=1.59.6　▼8▼5△18　瞬発戦

過去5年のラップを見ると
・06～08年：1分57秒台と均一に速いレース
・05年、09年：前半～中盤が緩い上がり特化のレース
の2パターンに分類される。
やはり前者と後者では若干傾向が異なる。

前者傾向
・11秒台のラップが淀みなく続く流れになるため「スピードの持続」が必要となってくる
・基本的に後方の馬有利
後者傾向
・スピードはそれほど必要ない
・中団～先行馬が若干有利
というところでしょう。

後はここには入れませんでしたが後者の方が内枠の馬の不利も軽減されると思われます。
以前はこの時期の馬場は内がかなり荒れていて06年に勝ったトップガンジョーのように3枠発走なのに直線では大外のラチ沿いを走るというケースもありました。
しかし、近年では馬場の整備技術が向上したため馬場の真ん中辺りを通った馬でも好戦可能という傾向にあります。
一応外有利という傾向はありますがこのファクターには縛られない方がいいような気がしています。
（過去5年を一括りで考察するのは危険かなと思い傾向には入れませんでした）
ちなみにここ2週の新潟外回りの枠別成績は以下の通りです。
【1～4枠】　4-7-3-42　勝率7.1％　連対率19.6％
【5～8枠】　6-3-7-77　勝率6.5％　連対率9.7％

とここまで2パターンに分けて書きましたが･･･
今年はテイエムプリキュアが今のところ出走予定となっていて高確率で前者パターンではないかと思われます。
となるとサンライズベガなどの先行馬はやや不安かも。

そしてもう1点。
このレースはハンデ戦です。
ラスト2Ｆ目に▼10前後の大きな加速が生じるのがスタンダードなレースですがこの加速に対応出来ないと勝ち負けには厳しくなります。
その瞬時の加速に対しては斤量の重い馬は若干不利になってきます。
過去5年では56～57ｋｇの実績馬が3勝していますがその他は52ｋｇという軽い斤量の馬です。
人気薄でも斤量の軽い馬は警戒が必要でしょう。

私の注目はダイワジャンヌ。
新潟巧者（2-1-2-1）でこのレース活躍の目立つ牝馬、ハンデ戦の52ｋｇという斤量も魅力的。

「本命ドリパスの3連単1点予想（水曜時点）」
ダイワジャンヌ→スマートギア→ナリタクリスタル
また2着･･･というオチでは。


（補足）
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は岡村信将プロのマイページをご覧下さい。

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