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札幌では16日、「第20回エルムS」(GIII、ダ1700メートル)が行われる。勢いから中心となるのはソロル。今夏の函館で(3)(1)着と上昇し、昨年のマーチS以来の重賞Vが見えてきた。
2走前の大沼Sで最速の末脚(3F37秒1)を発揮し3着に入ると、前走・マリーンSは着差以上の完勝。トップハンデ57・5キロを背負い、54キロの2着ヒラボクプリンスを頭差ねじ伏せた。
「ハンデは見込まれたと思ったけど、追い出されてから、しっかり真面目に走ってくれた」と中竹調教師。吉田隼騎手も「1角でいい位置が取れたし、向正面でもいい感じに馬群がバラけてくれて、4角手前でうまく外に出せた」と、スムーズな競馬さえできれば重賞級の能力は健在だ。
「今回もスムーズに行けるかがカギだが、地力を発揮してくれれば」とトレーナー。昨年の7着から大きく前進する姿を見ることができそうだ。(夕刊フジ)
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